M3C VANOSソレノイド Oリング交換

posted in: BMW E36 M3C | 0

思ってたより簡単でした♪

 

VANOSユニットを外しての作業はSSTも必要で非常に難しそうなので置いといてw、とりあえず簡単に対処できそうなソレノイドケースからのオイル漏れを作業しました。

 

まずはユニット裏にバリバリオイル漏れのある排気側からスタート。

鏡で覗いてもオイル汚れが強固に固まっています。

ケースを開けて内部を確認。特にパッと見た目には何もありません。

 

 

ただしカバー下面は真っ黒。ペラペラのガスケットはオリジナルの物のようですので20年ぶりの御開帳ということになりますか?

ソレノイドをプライヤーで外すと、中から真っ黒なオイルが流れ出てきました。もしかしたらOリングから漏れ漏れでアクチュエーターの中までオイルが循環してなかったのかも?、などと想像。

ソレノイドのOリングは既に取り寄せていた軟らかいVitonゴムの対策品に交換します。

純正のBunaゴムのリングはカチカチで密閉性など微塵も感じられません。

 

 

ソレノイド先端のフィルターが部分的に破れているのが気になりますが、下手に対処すると異物混入の原因を作りそうなのでスルー。

ソレノイドケースの内部は傷もなくキレイです。

 

 

整備したソレノイドを戻し、新品純正ガスケットに液体ガスケットを塗り塗りして再装着。

 

 

 

 

 

続いて吸気系の交換。作業内容は同じです。

こちら側はケースの外まで出るほどのオイル漏れは無かったようですが念のための交換です。

排気ソレノイドで書き忘れましたが、ソレノイドコイルの抵抗(3.8Ω)およびソレノイド-配線コネクタの通電は吸排気共に確認しました。

機械的に内部が詰まっているかどうかは未確認。

 

 

 

 

 

長年動いていなかったと思われる元祖ダブルVANOSシステム。

果たして、こんな作業だけで復活するのか?

乞うご期待!? 笑