hakosuka アイドリング時空燃比調整

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久しぶりにMOTEC ECUをPCに接続。

 

先日、暖機後のアイドリング時AFR(Air Fuel Ratio; 空燃比)が12~13とやや濃いのに気付き少々燃料噴射量を減らしてみました。

現在高価なMOTEC専用AFR(MOTECではラムダ)センサーは外していますので、今回は社外3連メータのセンサーでチェックします。回転数 880、AFR 13~13.5にセット。

 

 

エアコンをMAXにするとコンプレッサーによってエンジンに負荷がかかり回転数が150RPMほど下がります。アイドリングの回転数での至適燃料噴射量のままだと回転数の低下とともにAFRが薄くなるため、600RPMでの燃料パラメーターを少しだけ増やしてAFRを12.5~13に調整。本来はアイドルコントロールバルブを装着してアイドルアップをしてあげるのがベストですが、70度カムでは走行に支障なく電圧も13Vほどを維持できていますのでこのまま様子を見ます。

キャブレターだとこの辺の細かい設定ができず空燃比が薄くなりすぎて水温が上昇したり、ひどい場合はオーバーヒート/エンストしたりしちゃいますね。(エアコンを装着したキャブ車でアイドルアップもせずに水温がどうのこうの言うのはナンセンスだということがわかります。)

 

 

6連メーターの水温計は80度を指していますが、MOTECセンサーとの誤差が5度程度あるようです。MOTECの方が性能的には信頼できます。運転中はやや高目で表示されるほうがオーバーヒート予防には安心ですね。

 

 

気温30度以上での長時間アイドリングにもかかわらず水温を75度前後でコントロールできていることには非常に満足です。